Tuesday, December 31, 2013

焼麦(鳥栖中央軒)




 昨日、郷里の鳥栖に帰り、旧友たちと毎年恒例の忘年会を行い、先ほど福岡に戻った。
 昨夜、忘年会の席で旧友の一人が私のブログの話しを持ち出した。彼はいつも見てくれているようだが、最近、食べ物ネタが少なくなりつつあるのが、どうも面白くないようである。海岸の訳の分からん写真より、もっと美味しいものを何故載せないのか。このブログの趣旨は本来美味しい食べ物を紹介することではないのかと、お叱りを受けた。あまりに少なくなりつつある食べ物記事に、彼なりにブログの行く末を案じてくれたのだろう。昨日の記事で今年を締めくくったつもりであったが、ならば今年最後にお土産で買って来た郷里の名物を紹介し、彼を安堵させて一年を終えたい思う。

 写真はJR鳥栖駅で中央軒が販売しているシュウマイである。以前は焼売の表記だったが、現在は焼麦と漢字を変えている。中央軒の説明によれば、焼麦の方が中国本来の名称らしい。
 中央軒の創業は明治25年と古い。代表作はかしわめし(鶏の炊き込みご飯)である。全国的には折尾駅東筑軒のかしわめしが有名であるが、鳥栖駅中央軒の方が歴史は古いようである。しかし、中央軒の名を有名にしているのは、かしわめしでもなく、今日紹介する焼麦でもない。それはホームの立ち食いうどんである。九州ではホームの立ち食いうどんと言えば鳥栖駅であり、そのファンは多い。

 話しを焼麦に戻そう。中央軒のホームページによれば焼麦の発売開始は昭和31年である。私が子供の頃、隣町のT君がいつも遠足の時にこの焼麦を持って来ていた。彼の父は当時国鉄職員だったが、遠足の前日に息子のために鳥栖駅で購入してきていたのだろう。それが私は羨ましくて、いつも彼からお裾分けをもらっていた。原っぱでもらって食べた焼麦の味が、今は亡きT君の思い出とともに私の記憶に残っている。

 この焼麦の味をどう説明すれば伝えることができるだろうか。とにかく、一般的なシュウマイより濃厚な味であり、そしてその香りも強い。豚肉の旨味がその小さな一個に凝縮されているような、そんな美味しさである。また、駅弁として販売されているだけに、冷えた状態でも十分美味しく、むしろ、冷えた状態が一番美味しいのかもしれない。
 もし、列車で鳥栖を通ることがあれば是非途中下車してみてほしい。ホームでうどんを食べたら、焼麦を買って列車に乗り込み、車窓に広がる筑紫平野を見ながら、ビール片手にその味を堪能してほしい。筑後川の雄大な流れを見ながら食べる焼麦は、それは格別だと思う。






Monday, December 30, 2013

一年




 2013年も明日で終わる。今年最後の大濠公園散歩を終え、先ほど自宅に戻った。この後掃除をして、郷里の友人と恒例の忘年会を行うため、一旦佐賀の実家に帰る。
 一年を振り返ってみれば、今年は仕事に苦労した年だった。サラリーマン生活も30年を超えるが、こんなに仕事に苦戦した年もなかった。

 28日に今年最後の勤めを終え、帰りに部下と三名でカントリーミュージックのライブハウスへ行って、ささやかな打ち上げを行った。知人が出演するライブハウスで、カントリーソングを聞きながら一年を振り返ろうと私が言い出したのである。
 三人でカントリーソングを聞きながら、バーボンを飲む。部下が私に「大変な一年でしたね。」と言った。そして「つくづくタフと言うか、打たれ強い方ですね。私だったらとうに潰れています。」と部下は言った。「タフというか、ストレスに鈍感な体質なんだろうと思う。」と言うと彼は笑っていた。色々大変だったが、私の大変さなんて知れている。世の中もっと大変な人はごまんといるのだから。
 そんな話しをしながらカントリーソングを聞いていたら、奥のテーブルに座っていたご婦人が、「相席しても構いませんか?」と私たちのテーブルにグラスを持ってやって来た。どこかでお会いした記憶があったが、聞けば私の行きつけの店の常連さんだった。どうぞどうぞと席を詰め、四人で飲み出した。
 そのご婦人を囲み話しが弾んでいたら、隣りのテーブルの女性たちがダンスを踊り出した。カントリーミュージックでどんなダンスを踊るのだろうかと見ていると、割と簡単なダンスだ。これなら私も踊れると思っていたら、ウエイトレスが良かったら踊りませんかと言いに来た。それではと立ち上がり、私も一緒に踊った。その光景を見て部下が手拍子をしながらうれしそうに笑っている。どうも呆れられたようである。お酒にダンス、そして会話も弾み、仕事納めの夜は過ぎて行った。

 色んなことがあった一年だったが、色んな人に助けられたことを感じた一年でもあった。友人を初めご近所さんや行きつけの店の方々。それにこのブログでコメント頂いた方々。それは直接的な助けではなくても、苦しいときに安らぎを与えてくれ、大袈裟かもしれないが、同じ苦悩の中に生き、その苦悩を分かち合えたような気に私をさせてくれた。そのみなさんに感謝し今年を締めくくりたい。

 一年間お付き合いいただきありがとうごさいました。来年も頑張って記事を書いて行きますのでどうぞよろしくお願いします。みなさんが健やかな新年を迎えられるよう、心よりお祈り申し上げます。よい年をお迎えください。



 





Tuesday, December 24, 2013

Merry Christmas






 Merry Christmas.

    素敵なクリスマスになりますように。











Sunday, December 15, 2013

バス停

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  暖かそうに巻いたストールが可愛くて。
  バスは間もなく到着します。









ゴールキーパー

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  その少し首を傾げた少年の後ろ姿が、あどけなくて。









御祈念櫓

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 御祈念櫓は福岡城本丸の北東、つまり丑寅の鬼門に位置し、鬼門封じに建てられたらしい。
 そんなことはどうでも良いが、杉木立が紅葉している。杉は常緑樹だと思っていたが、中には紅葉する種類もあるらしい。その紅葉する杉がこの櫓の下だけに何本か植えられている。いつの時代に誰が植えたか知らないが、なかなかその風景は洒脱である。
 今、楓や銀杏は葉を落とし、茶褐色に色付いた杉木立が紅葉の最後を締めくくっている。この杉の葉が落ち切る頃、今年も終わるのだろう。










Monday, December 09, 2013

ご近所さん

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 昨日、ご近所の忘年会があった。写真がそのご近所さんたちである。
 3年前、とあるバーが近所にあった。私たちはそこで知り合い、夜な夜な酒を飲んで親交を深めて行った。出会ってから3年、そのバーは店を閉じたが、その親交だけは残った。今も続くその集まりに、私も声を掛けてもらっては参加している。

 忘年会は20名ほどの人が集まった。久しぶりに会うご近所さんと話しは弾み、酒も進む。夕方6時に始まったが、お開きとなった時には日付が変わろうとしていた。
 自宅に帰ってカメラをパソコンにつなぎ画像をダウンロードした。それから、その写真を一枚一枚眺めてみる。みんな良い顔をしている。実に楽しそうにしている。自分で撮った写真を夜中にひとり眺めては、ニヤニヤしていた。

 人の出会いは不思議なものである。そのバーが存在しなかったら、この写真も存在していないのだ。見ず知らずの人を出会わせ、そしてその繋がりを大切に紡いでいったバーの元経営者のKさんに感謝したい。また来年会える日を、今から楽しみにしている。








 

Saturday, November 30, 2013

写真

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 訳あってご近所仲間のKさんに写真を撮ってもらうことになった。撮る方は得意としているが、撮られる方は慣れていない。薄くなりつつある髪を整え、入念に髭を剃ってKさん宅に出向いた。
    Kさん宅に着くと早速撮影が始まった。「表情が硬い、もっと笑って。」と言われ笑顔を作ってみるが、どうもぎこちない。早く終わってくれないかと思いながら、顔を引きつらせていた。
    ようやく終わって今度は私がKさんたちを撮る番になった。持って来たカメラで、ガシャガシャ撮りまくる。シャッターを押していると自分のテンションが上がっていくのが分かる。納得行くまで撮ったらスッキリした気分になった。




Sunday, November 24, 2013

福浜にて

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   11月最後の日曜日は、のどかでおだやかで。
   明日からまた頑張ろうと、海を見つめる若者たちの背中を見て
   思ったのでした。










もみじ

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 ちょっと更新を怠けていた。アップする写真がなかったのである。毎週近所をうろうろして写真を撮っているが、題材にする写真が見当たらなかったのだ。ご訪問いただいた方、申し訳なかった。
 写真は舞鶴城(福岡城)で撮った物である。福岡もようやく樹々が紅く色づいた。恐らく、来週がピークだろう。それを過ぎると落葉し、風景も一気に寒々としたものになって行くだろう。
 11月も残すところあと一週間、来週の日曜日には師走に入る。そろそろ一年を締めくくる準備をしなければならない。と言っても、年賀状書いて、忘年会とかこつけた飲み会にあちこち参加するだけなのだが。










Sunday, November 10, 2013

けやき通り

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   けやき通りにて。
   色付き始めた街路樹を眺めながら
   また来週も歩いてみようかと思った。










絵を描く人

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  誰もいない城跡で、老人は独り静かに絵を描いていた。
  更け行く秋の城跡で、静かに絵を描いていた。










Monday, November 04, 2013

11月

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 11月になった。三連休最後の日、ようやく雨も上がり、カメラを持って糸島まで出掛けてみた。
 雨上がりの景色に冬の気配を感じる。日本海側である福岡の冬空は、いつもどんよりとしている。そのどんよりとした空の下に、刈り取りが終わった稲田が荒涼と広がっている。そんな風景の中を線路沿いに歩きながら、列車の写真を撮った。気が付けば、次の駅まで歩いていた。
 今年もあとふた月。そろそろ本格的な寒さが福岡にも訪れるだろう。そろそろ冬支度をしなければいけないと、シャッターを押しながら思った。







Sunday, October 27, 2013

公園にて

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  日曜の朝、散歩の途中にこんな光景を見れて、なんだかうれしかった。









中津(大分県)にて

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     秋の一日、中津をぶらぶら歩きました。  






Sunday, October 20, 2013

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        久しぶりに二人で外食する。
        お互い、年取ったな。









誕生日

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        あれから18年。あっと言う間だったね。
        お誕生日、おめでとう。









Monday, October 14, 2013

けんちゃん

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 けんちゃんが店を辞めた。けんちゃんが店を辞めることを、僕は知らなかった。
 土曜日、久しぶりに店へ行ったら、「実は今日までなんです。」とけんちゃんが言った。あまりに突然だったので僕は驚いた。「辞めて郷里に帰ります。」とけんちゃんは言う。母がひとり暮らす郷里にけんちゃんは帰ると言うのである。とても残念だったが、色んな事情があるのだろう。
 思い出話しで酒を飲み、最後にけんちゃんの演奏で一曲歌って店を後にした。頑張れけんちゃん、俺も頑張るから。けんちゃんの新たなスタートを、遠い九州から応援しています。そして、またいつかどこかで会える日を、楽しみにしています。





Sunday, October 13, 2013

そば畑

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 そばの花が咲いていると聞いて、ひとり電車に乗って出掛けた。電車に揺られること約一時間、一貴山と言う駅で降りて少し歩くと一面そばの白い花が咲き乱れていた。
 畑一面に咲くそばの花を見たのは、おそらく初めてだろうと思う。少なくとも私が生まれ育ったところでは、そばを植える風習はない。遠目に見れば白いレンゲが咲いているかのようである。
 畦に腰を下ろし、その白いそば畑をしばし眺めた。遠くから電車が走って来ては、畑の中を通り抜けて行く。その風景が美しくて、電車が過ぎ去った後も次の電車が来るのを待った。そんなことを何度か繰り返し、その風景を切り取りカメラに収めた。納得いくまで撮って、駅から来た道を引き返した。次の電車で帰るために引き返した。








Thursday, October 10, 2013

百道浜

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               一列に並んで何をしたのかな?









Sunday, October 06, 2013

浜辺

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             二時間かけて歩いてきました。
             こんな写真を撮りたくて。









てっちゃん

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 今や全国的に有名になった博多ラーメンの店がいくつかある。この間、娘たちが食べたいと言ったので、久しぶりに車を走らせ食べに行ったが、残念だがとても美味いとは言い難い代物になっていた。行列ができるほどの店だが、もうこの行列に並ぶことはないだろうと思った。
 その一方で人知れず頑張っている店がある。場所は姪浜(福岡市西区)、屋号を「てっちゃん」と言う。姪浜の路地にひっそりと暖簾を下ろしている。写真がそのてっちゃんのラーメンである。

 朝8時前からカメラを持って家を出る。恥ずかしいことだが2年前から特定保健指導、いわゆるメタボ指導を受けており、週末2時間歩くことを自分に課している。そもそも歩くことは苦にならないが、これを義務づけて週末は2時間ぶらぶら歩いて写真を撮っている。おかげで今年の健康診断では、脂肪肝の汚名を返上することができた。
 家を出て海岸線をひたすら歩く。地行浜、百道浜、室見川を渡って愛宕浜。そしてあらかじめゴールに決めいていた姪浜のてっちゃんにたどり着く。走行距離約8キロ。これだけ歩けば豚骨ラーメンを食べても、だれからも咎められないだろう。
 時刻は11時45分。お昼時であるが店内には誰も先客はいない。店はカウンターだけで7席ほどの小さな構えである。店内には高齢のご主人がひとりだけ。「いらっしゃいませ」と丁寧に挨拶をされ、「申し訳ありませんが水はセルフサービスになっております。」とこれまた丁寧に言われる。ラーメン屋の主人らしからぬ接客にいささか恐縮してしまう。
 ラーメンを注文し待つこと5分。出て来た一杯が写真のラーメンである。自慢じゃないが豚骨ラーメンなら、ひと目見ただけでどの程度の美味さか見当がつく。はじめてこの店を訪れたが、カウンターに出された一杯にしばし見とれていた。「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、「どうぞ、どうぞ」と気持ちよく了解される。重い一眼レフをバックから出して10枚ほど写真を撮り、今度はiPhoneで数枚撮ってようやく箸を付ける。見た目どおりの美味しさである。深いコクに甘みのあるスープ。丁寧な仕事とセンスの良さがうかがえる。あとで知ったがこのご主人、元はフランス料理のシェフをされていた方らしく、なるほどと頷くスープだった。
 麺はやわ麺である。敢えて固麺を注文をしなかったが、この柔らかさが主人が最も美味しいとする麺の固さなのである。昨今、特に若者の中で流行のバリカタやハリガネ、コナオトシなどエスカレートする固さに、このご主人は一石を投じているように思えた。
 替え玉を追加したが、あっという間に食べ終えた。厨房の中のご主人はキャベツを小さく切っている。恐らく餃子用だろう。「餃子も自家製ですか?」と尋ねると、「はいそうです。」とにっこり答える。このご主人が作る餃子ならば、さぞかし美味しいだろう。「美味しかった。また、来ます。」と言って勘定を済ませ店を出る。「またお越しください。」と背中から聞こえる。
 久しぶりに美味いラーメンを食べた。3時間かけて歩いたご褒美だと、ポッコリと膨らんだお腹を摩りながら駅に向かった。姪浜のてっちゃんは行列のできない名店である。








 

 

Monday, September 30, 2013

教室

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       娘の高校の文化祭に家内と行って、娘の教室を覗いてみた。
       娘が教室にいないのは分かっていたが、娘がどんな教室で勉強しているのか
       見てみたかった。そこからどんな景色が見えるのか、見ておきたかったのである。
       あと半年もすれば卒業する高校の、窓から見える景色を。









Sunday, September 29, 2013

コーヒーパフェ

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   ほろ苦くて やがて甘くて 冷たくて

     
      間に合って良かった。9月末までのSaredo Coffee の夏季限定メニュー「コーヒーパフェ」が美し過ぎた。
     来年の夏、また会おうか。  









Sunday, September 22, 2013

日暮れ

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  久しぶりに見た夕焼けの海。
  煙草1本吸って、シャッター100回くらい押しました。











神社にて

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   お祭りの日、少年はうれしそうに走っていた。












Monday, September 16, 2013

Sunday, September 15, 2013

中洲Jazz

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  中洲Jazzは地元連合会を中心とした実行委員会が、ジャズを通じて中洲地域の活性化につなげようと企画しているイベントである。開始から今年で5年目を迎え、13日、14日、中洲一体はサックスやトランペットの音が街のあちらこちらで鳴り響いた。
 14日、私の行きつけのバーのマスターから、ライブでギターを弾くから、良かったらカメラ持って観に来ないかとお誘いを受けたので、早速カメラを持って中洲のライブハウスまで行って来た。中洲Jazzは有名なアーチストも来福するのだが、アマチュアバンドも多数参加する市民参加型のイベントでもある。
 会場についてしばらくするとマスターのバンドの出番となった。それまで後ろで聴いていたが、そこからでは小さくしか写らない。思い切ってステージ前まで出て行って、ひたすらシャッターを押し続けた。バンドの持ち時間は40分。気が付けばマスターたちの曲はすべて終わっていた。あまりに写真を撮ることに熱中したので、どんな曲が演奏されたかまったく記憶にない。ジャズを聴きに来たのに、ちょっともったいない気がした。

 ライブハウスを後にして中洲大通りを歩く。中洲のあちこちでテントが張られジャズのライブが行われている。不景気で普段は閑散としている中洲も、この日ばかりは大勢の人が集まり盛り上がっている。何だかその活気がうれしくて会場ひとつひとつに立ち止まって演奏を聴く。そうこうしていると同級生の実行委員と出会した。立ち話をしていると、どこかのバンドがディープ・パープルのスモーク・オン・ザ・ウォーターを演奏し始めた。私が「ジャズじゃなくてもいいのか?」と訊くと、博多弁で「なんでん良かと。」と言った。何でも良いから盛り上がればいいのである。何でも良いから、古き良き中洲の活気を取り戻したいのである。中洲Jazzは若者のボランティア姿も多く見かけるが、その思いは世代に関係ない。みんな、九州一の歓楽街”中洲”を取り戻したいのである。
 ジャズの演奏が響き渡る中洲大通りに立って、中洲は今、ジャズをテーマにした道筋を見つけたのかもしれないと思ったのだった。










Saturday, September 14, 2013

三連休

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       二日酔いで迎えた三連休の朝。
      自転車に乗って久しぶりに海を見に行った。













Sunday, September 08, 2013

9月の空

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         秋空の下を歩くのがなんだかうれしくて。
         3連休は何をしようかと考えながら、空を見上げていたのです。













Saturday, September 07, 2013

高菜ライス

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 写真は西新朝美食堂の高菜ライスである。高菜ライスは九州人には馴染みの深い、高菜漬けの炒飯である。今日、無性に高菜ライスが食べたくなって、ひとり西新まで行って食べた。前回、大盛り炒飯を頼んで後悔したので、今日は普通盛りを注文したが、それでもかなりの量だった。

 恐らく、北部九州では漬け物と言えば高菜漬けではないだろうか。福岡や佐賀では一年を通して食卓にあり、ご飯には欠かせないものである。田舎では家々で高菜を漬けており、その味はその家ごとに微妙に違う。
 最近ではラーメン屋で辛子高菜を置いている店をよく見かける。辛子高菜をラーメンに入れて食べるのが博多流のようになっているが、はっきり言って邪道である。ラーメンに高菜漬けを入れるのも邪道だが、そもそも、大量に唐辛子が入った高菜漬け自体が邪道である。昨今は劇辛ブームのようだが、そんなに唐辛子を入れる必要はないのではないか。

 話しを高菜ライスに戻そう。高菜ライスが世に出たのはいつ頃だろうか?私の記憶の中では、30年以上前のことだが、友人に連れて行ってもらった久留米の喫茶店で食べたのが初めてだったと思う。その時、大盛りの高菜ライスに鰹節がかかって出てきたのを記憶している。目の前に出された熱々の高菜ライスの上で鰹節が踊っていたのを鮮明に覚えている。
 以来、私も家で高菜ライスを作るようになった。具材は小さく刻んだ高菜漬けとかまぼこ程度。高菜漬け自体が質素であるから、高菜ライスも質素でいい。そして、最後に必ず鰹節を振りかける。踊る鰹節を眺めながら食べているのである。




 







西戸崎

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  雨が降る中、西戸崎に行ってみた。
  駅を出てフェンス越しに写真を撮った。
  一枚だけ撮って、また電車に乗って帰った。

  雨が降る中、西戸崎に行ってみた。








Sunday, September 01, 2013

9月

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  9月1日、雨。昨日で夏は終わりました。
  色んなことがあった夏は、終わりました。














Sunday, August 25, 2013

はちみつレモン

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  雨上がりに飲んだはちみつレモンが、とても爽快な気分にしてくれた。









Monday, August 19, 2013

敬礼

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        ふるさとへ向かう列車に、私も思わず敬礼したくなったのです。









Sunday, August 18, 2013

残暑お見舞い

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 残暑お見舞い申し上げます。


 立秋は過ぎましたが、一向に暑さは衰える気配を見せず、過酷
な日々が続いています。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
 写真を撮ろうとカメラを持って外に出ても、すぐに断念しクー
ラーの効いたお店に駆け込む次第で、なかなか写真も撮れずにい
ます。今日もひとりで朝からカメラを持ち、電車に乗って出掛け
ましたが、あまりの暑さにぐったり来て、早々と退散してしまい
ました。熱中症には用心しなければいけません。
 このブログを書き終えたら、近所の銭湯に行ってひと風呂浴び
ようと思っています。ひと風呂浴びて缶ビール飲んで、幸せな気
分に浸ります。つくづく近所に銭湯があって良かったと思ってい
ます。

 まだまだ暑い日が続きそうですが、みなさんも熱中症にはくれ
ぐれも気を付けて、残された夏を満喫ください。










Tuesday, August 13, 2013

Saredo Coffee

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 Saredo Coffeeは6月に六本松(福岡市中央区)にオープンしたコーヒー屋さんである。行きつけの喫茶店でその店主と知り合い、オープン以来ちょくちょく散歩の途中に立ち寄ってはコーヒーを飲ませてもらっている。今日、お昼前に行ったら珍しく他にお客さんがいなかったので写真を撮らせてもらった。「写真を撮っていいですか?」と店主に尋ねると、「どうぞ、好きなだけ撮ってください。」と快く承諾いただいた。
 店内は木を基調としているが、決して使い過ぎる事なく、コンクリートとバランスよく配置してあり、木の柔らかさとコンクリートの質素さがうまく融合している。お店は喫茶と豆の販売と両方されているようであり、店内には大きな焙煎機が据え付けられてあり、お店の真ん中にはテーブルが置かれ、たくさんの種類の豆が小さな乳鉢に盛られ置かれている。乳鉢に入った珈琲豆を見るとなんだか高級な漢方薬のように見えて、それがお店の清潔感を後押ししているような気がする。
 僕はまだこの店でアイスコーヒーとビールしか飲んだことがない。正直に白状すればコーヒーの味はよく分からない。コーヒーよりビールなのである。しかし、この店のアイスコーヒーは美味しい。香ばしさが際立ってかなり美味しいと思う。実はコーヒーパフェを食べてみたいと思っているのだが、男一人でパフェを食べるのはちょっと恥ずかしいので、次回、女房か娘を連れて行こうと思っている。
 もし、六本松に行くことがあったら探してみてほしい。赤坂けやき通りから別府橋通りへ進んだら、やがて左手にSaredo Coffeeは見えてくる。コーヒーを飲むのも良し、ビールを飲むも良し。裸電球のやわらかな灯りの下で、きっと優しい気持ちになれると思う。
 







Monday, August 12, 2013

ねこの森

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    今日、一人で山に登っていたら森の中でネコに出会った。そのネコが実にいい顔をしていたので、リュックから重い一眼レフを取り出して写真を撮った。
    そういえば昔、「ねこの森には帰れない」と言う歌があった。丸山浩子と言う人が歌っていたが、不思議な歌詞だった。しかし、何故かその曲が好きだった。

     ねこの森には帰れない ここでいいひとみつけたから
     ねこの森には帰れない なくした夢は もどらない


     写真を撮り終えるとまた一眼レフをリュックにしまい、その歌を口ずさみながら歩き出した。ねこの森の奥に足を進めた。







Sunday, August 11, 2013

大楠

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 金曜から実家に帰っていた。久しぶりに実家の母と姉と三人で温泉に行って、帰りに武雄神社の大楠を見に行った。写真がその武雄神社の大楠である。以前、福岡のローカル番組でおすぎがこの大楠を見上げ、並々ならぬパワーを感じると言っていたのが、ずっと気になっていた。近くまで来たのでひと目見ようと立ち寄ったのである。
 神社の本堂でお参りを済ませ、裏手から山合いの道に入る。少しばかり登り竹林が終わると、やがてこの大楠が正面に見えてくる。
 実に堂々として神々しい。圧倒的な存在感に思わず立ちすくみ、その巨木を見上げる。おすぎが言ったことは大袈裟ではなかった。そこに立っていると言うよりも、この巨木は鎮座していると言った方が相応しいだろう。
 由緒書には樹齢3000年と記されている。紀元前10世紀、縄文時代の終わり頃である。気の遠くなるような昔からこの楠木は生き続けているのである。3000年もの間、この地に根を張り日本を見続けて来たのである。
 蝉時雨が鳴り続ける中、しばし私はシャッターを押し続けた。










Tuesday, August 06, 2013

8月

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 土曜日、近所のお祭りがあったので、夫婦で出掛けた。
 女房とライブパフォーマンスを観ながらホットドック食べてモヒートを飲んだ。
 ホットドックだけでは到底満腹になれず、パエリアも食べてまたモヒート飲んだ。
 それでも満ち足りず、焼鳥屋に行って焼き鳥食べた。
 ようやくお腹いっぱいになって帰ろうとしたら、焼き鳥屋の大将がとり飯をお土産に
 くれた。うれしくなってデザートにスイカを買って帰った。













Sunday, July 28, 2013

千年夜市

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   福博出会い橋。日本の夏に出会いました。












Sunday, July 21, 2013

送迎デッキ

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   僕も見送られたいな... と思ったのです。












Saturday, July 20, 2013

アイス珈琲

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   マスターが作るアイスコーヒーはもちろん美味しいけど
   実はセブンイレブンの100円アイスコーヒーが大好きなのです。











飛行機

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  じりじりと暑そうで、水掛けてあげたくなりました。









Thursday, July 18, 2013

ビール

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                夏、昼間のビールに女房は文句を言わない。












Monday, July 15, 2013

車内

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      自分で言うのも変かもしれないが、この写真が愛おしくてしょうがないのです。
      写真に写る後輩の笑顔と車内の空気が、とても穏やかでいいのです。










PIP'S

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 日田で下車して旅館の立寄り温泉に入る。汗まみれの服も着替えて準備万端。帰りのバスまで飲みに繰り出す。
 旅館を出た途端ジャズバーに出会す。迷う事なくドアを開けてカウンター席に腰を下ろす。まずは生ビール。ほとんど一気に飲み干す。トマトとアンチョビのビザをつまみながら、お店のご夫婦と会話も弾む。結局、生ビール二杯にバーボン二杯を飲んでご機嫌になる。何時だって何処だってご機嫌になれる気がする。










竜門の滝

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 大岩扇山に登った帰り、竜門の滝に立ち寄る。滝に着くと大勢の人々がその滝の流れで戯れていた。水着を持ち合わせていない私たちは、その風景だけで涼を取る。瀑音の中でしばらく、その風景と人々をながめて涼を取った。
 










久大線

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 豊後森(大分県)へ山登りに行く。博多駅からゆふ1号に後輩と二人乗り込む。久大線は未だに電化されていないため列車はディーゼルである。ゴーゴーと音を立てて博多駅を出ると、久留米から筑後川に沿って東へと進んで行く。
 列車は夜明駅を過ぎた辺りから山間部に入って行く。この辺りから筑後川は三隈川と名前を変える。その三隈川を眼下に観ながら、更に汽車は森の中を進んで行く。森の中の小さな町々の穏やか生活を繋ぐように汽車は東へと進み、私はしばし車窓の風景に恍惚となった。









Monday, July 08, 2013

遠い日

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またも山笠の写真。子供山笠を見守る大人たち。
自身の遠い思い出を手繰っている。
雨上がりに湧きおこる夏の匂いの中で。












Sunday, July 07, 2013

七月

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 七月になった。博多の町は山笠モードになった。法被姿の男たちが町を闊歩し、あちらこちらで飾り山が華やかに飾られている。道行く人は足を止めてその豪華な山笠を見上げている。今年もそんな季節かと思いながら、うれしそうに見上げている。
 長かった梅雨も間もなく明けるだろう。博多にようやく夏が来ようとしている。







Sunday, June 23, 2013

ズッキーニの夜

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  金曜日、久しぶりにライブを観てヘトヘトになって
  帰りズッキーニの塩昆布炒めを部下と二人で食べながら
  モヒートを飲んだ。
  食べ物の思い出と言うのは強烈である。
  ズッキーニを食べると多分私も部下もこの夜のことを
  思い出すだろう。
  憂歌団木村のブルースとモヒートとズッキーニ。
        いい夜だった。
  








 

Sunday, June 16, 2013

蛍茶屋

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      六本松の路地裏で、なつかしい長崎の地名に出会って
  今度行ってみようと思ったのです。