Sunday, July 10, 2016

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 気が付けば一年の半分が終わり、七月に入っていた。博多の街では、櫛田神社の大祭祇園山笠が始まり、あちこちに展示された飾り山に、行き交う人々は足を止めて見上げ、夏の到来を実感している。フィナーレである「追い山」に向かって、これから博多は一年で一番エネルギッシュな時期を迎える。

 前回の投稿から二ヶ月ほど空いてしまった。あまりに更新されないので、心配した従兄弟が「何かあったのか?」とメールして来た。心配かけて申し訳ない。友人たちとの登山・ウオーキングの企画や、その写真の整理・動画作成に熱中してしまい、ブログの更新を怠っていたのである。 両立できれば良いのだが、一点にしか集中できない性分なので、そのイベントの企画に没頭したのである。
  
 これからも自分のペースで更新して行きたいと思うので、気を長くしてお付き合いいただければと思う。思い出した時に、立ち寄っていただければ幸いである。





 
 
 

Sunday, May 08, 2016

六六軒

最後に追加した項目-24

 六六軒は佐賀県鳥栖市にあるラーメン屋である。創業43年、少年時代から通ったラーメン屋であるが、今月末をもって閉店することになった。最後にもう一度食べておきたいと思い、郷里へ帰る途中立ち寄った。
 六六軒の店主はラーメン屋を開業する前、食料品の販売を当時行っていた私の実家に出入りされていた。店主は私に記憶はないと思うが、私はその当時の若く溌剌とされていた店主の事を記憶している。当時幼かった私が会話をすることはほとんどなかったが、それでも真っすぐで正直な人だったと記憶している。
 店を畳まれる理由を私は知らないが、恐らくは高齢になられたことが、その理由だろうと思う。地域に愛された店が無くなるのは本当に残念であるが、それは仕様がないことである。始まりがあれば必ず終わりがあるのである。
 長い間、お疲れまでした。そして、ありがとうございましたと心の中で囁きながら、最後のラーメンと炒飯を食べた。







ゴールデンウイーク

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 ゴールデンウイーク、友人たちと三人で耳納連山に登った。筑後草野駅を下車し、そこから森の中へ入り、発心山、耳納山、高良山と縦走した。
 耳納連山は、久留米市に端を発し、大分県境まで東西に伸びている。まるで筑紫平野への南から侵入を防ぐように横たわっている。その稜線を東から西へと辿った。写真は高良山の参道で撮ったものであるが、五月のまぶしい日射しが、参道の楓の間からこぼれ、石段をまだらに照らしていた。
 下山後、ラーメン屋でビールを喉に流し込んだ。汗で水分を失った身体に、ビールが沁み渡っていく。顔からほんのりと酔いが回っていく感じが、何とも言えない。その後、銭湯に入り、そして餃子を食べて、バーで2杯ほど飲んで帰った。
 心地良い疲れと、酔いに包まれ、友人たちと電車に揺られながら帰った。とてもおだやなか気分になれたゴールデンウイークの一日であった。






Saturday, April 16, 2016

久住のこと

すべての写真-155

 先週また久住に登った。日帰りの予定であったが、急遽2日前に宿を取って一泊して帰って来た。写真は久住山々頂で撮ったものであるが、一眼レフの電池を不覚にも切らしており、やむなくスマートフォンで撮った。
 久住山を下りて、九重ヒュッテという登山者御用達の宿に泊まった。宿泊客は私たち以外に女性のグループが一組だけで、おかみさんが作った山菜料理に舌鼓を打ちながら、アットホームなひと時を過ごした。

 九州では木曜日から地震が断続的に続いている。昨夜も夜中、スマートフォンから鳴り響く警報で二回叩き起こされた。ニュースを見ると被害が熊本から大分へと移動している。九州ではかつてない規模の震災である。九重ヒュッテのことが気になり、恐る恐る電話を入れてみたら、おかみさんが電話口に出た。今のところ被害は無いとのこと、少し安堵し六月にまた行くからと言って、電話を切った。

 余震は今も続いている。テレビでは被害状況が延々と報道され、暗澹たる思いで週末を過ごしている。大分自動車は由布院付近の土砂崩れで現在通行止めである。また、やまなみハイウエイも亀裂が入り、部分的に通行止めとなっている。一刻も早く収束して欲しいと思いながらニュースを見ている。これから久住は一年で最もはなやかな季節を迎える。ミヤマキリシマが咲き乱れる久住に会えることを願いながら、ニュースを見ている。



 

Sunday, April 03, 2016

夜桜

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 昨日、家族で夜桜を見に福岡城へ行った。天候に恵まれ、福岡城は昨年に増して大勢の花見客でにぎわっていた。お濠端ではライトアップされたさくらが水面に写り、その幻想的な光景に皆足を止め、うっとりと見入っていた。
 天気予報では今日の夜雨が降るようである。恐らくその雨で、このさくらも散ることになるだろう。その束の間のさくらを、遊びに来た義母や姪っ子たちと一緒に眺めた。義母たちはお濠のさくらのライトアップが、こんなにきれいだとは知らなかったと言って喜んでくれた。
 来年もまた義母たちは見に来るだろう。それまで元気にしていてほしい。さくら見物に我が家へ来ることを、毎年楽しみにしていてほしいと思う。






Monday, March 21, 2016

菜の花

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 友人たちとウォーキングを行った。年に2回、長崎本線に沿って、鳥栖から長崎を目指すウォーキングである。今回で4回目。4回の歩行距離の合計は50kmを越そうとしている。
 写真は六角川の土手に咲いていた菜の花である。六角川は武雄市西部に端を発し、佐賀県白石町あたりで蛇行を繰り返しながら流れを大きくし、やがて有明海に注ぐ。その蛇行する川の土手一面に菜の花が咲いており、私たちはしばしその土手に沿って歩いた。雨がようやく上がったばかりの曇り空の下、黄色く揺れる菜の花を見て、ようやく冬が終わったことを実感した。
 来年の8月15日には長崎に到達しないといけない。気の早い友人は、精霊流しのその日にすでにホテルを予約したのである。銅鑼と爆竹が鳴り響く喧噪の中で、私たちのウォーキングは終わりを迎える。その日が今から待ち遠しい。





Saturday, March 05, 2016

三月

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 二月はあっと言う間に過ぎ去り、三月を迎えた。
 三月一週目の土曜日は、高気圧に覆われ20度を超える陽気だった。写真は福岡城のお濠端で日向ぼっこをする鴨である。真冬の間は首をすくめ、体温を逃がさないように丸くなっていたが、春の陽気に包まれた今日は、水面に照り返す日の光の中を、気持ちよさそうに歩いていた。
 もう少しするとさくらの便りが聞かれるだろう。ようやく寒かった冬も終わろうとしている。








Monday, February 22, 2016

山荘の夜

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 談話室ではストーブが焚かれ、登山客たちがそのストーブを取り囲んでいる。コーヒーを淹れる者がいて、食事を作る者がいる。山を降りてささやかに祝杯を上げる者がいて、明朝、山頂を目指そうと準備する者がいる。誰もが満ち足りた顔をし、居合わせた者達が一夜の思い出を共有している。それぞれの人生の中で、この夜のことをきっと大切に綴じ込むのだろう。
 月明かりしかない山の中で、笑い声とともにそんな温かな光が辺りを照らしていた。



Sunday, February 21, 2016

大船山

最後に追加した項目-195

 2月6日、久住の大船山に登った。
 登山口まで二時間歩き、山道に入った。休むことなく続く急峻な道を登り続け、ようやく山頂に近づくと、吹雪に見舞われた。半世紀生きて来たが、これほど寒さを恐ろしく感じたことはなかった。 おにぎりや飲料水は凍って、つま先は感覚を失いつつあった。
 西から吹き付ける雪は尾根にぶつかると大きく舞い上がり、そして次の峰を目指してまた吹雪いて行く。美しさよりも恐ろしさを感じた。大袈裟かもしれないが、生きて山荘にたどり着くか不安だった。そんな中を友人二人と歩き続け、ようやく山荘が見えた時、生きて帰れたと安堵した。
 今もあの寒さが身体の芯に残っているような気がする。そして掌には山荘のストーブの暖かさも。あれから、ずっと残っているような気がするのである。




Saturday, January 23, 2016

ホットウイスキー

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  大寒の日、秘密基地でホットウイスキー。
  ほっとしました。