Sunday, July 24, 2011

絵を描く人








 奇麗な人だったから、きっと奇麗な絵になるはずです。
 








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  大濠一面に先広がる蓮。毎年、蓮根の行方が気になってしょうがない。
  試しに福岡市役所ホームページの「よくある質問」コーナーで検索してみる。
  案の定「蓮根に該当するページは見つかりませんでした」とヒットなし。
  今度は”レンコン”で検索してみる。するとがめ煮(筑前煮)のレシピが出て来た。
  どうやら、あまりない質問のようである。





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Wednesday, July 20, 2011

老人








   見つめているのは、遠い昔の記憶なのかもしれない。









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Monday, July 18, 2011

木槿






  「ティッシュペーパーのような花ですね... 」

  山中で見つけた白い花。

  後輩よ、これは木槿(ムクゲ)と言うらしい。

  俺も知らなかったけど。











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Sunday, July 17, 2011

一品香



 山を下り、駅近くの温泉で汗を流した後、再び豊後森からJR久大線に乗って帰路に着く。日田で乗り換えのため汽車を降り、時間があったのでどこかでビールを飲もうと言うことになった。駅を出て右手に歩き、商店街にあった餃子屋さんを見つけ入ることにする。
 お店の名前は「一品香」。店はカウンターのみの小さな店で、年配のご夫婦二人でやられていた。聞けば実に開業54年、父親の代からこの地で餃子屋を営んでいるとのこと。夫が餃子の皮を作り、妻が餡を詰めていく。その作業が途切れること無く延々と目の前で行われる。餃子が焼き上がるまで、ビールを飲みながらその作業を眺めていた。
 ようやく餃子が焼き上がる。写真がその餃子であるが、実に小振りの餃子で消しゴム位の大きさだった。博多の餃子も小振りであるが、ここまで小さい餃子は博多には無い。一人前が20個、一気に2個ずつ口に入れる。カリッと焼けた皮に、餡は肉汁よりも玉葱の甘みを感じさせる餡で、私の好きなタイプの餃子の味である。
 同僚と三人、夢中になって食べる。横に座っていた同僚Kは既に最後の1個を口に頬張っている。私は残り4個で一旦箸を置き、煙草を1本吸いながらその4個を眺めビールを飲む。一気に食べるには勿体なかったのである。
 煙草を吸い終わり再び箸を取る。最後の1個に名残惜しさを感じながら口に頬張る。気が付けば発車時間15分前。満ち足りた気分で店を後にし、駅へ向かう。登山よりも、この味に出会えたことが今回の一番の収穫だったかもしれないと思いながら、駅への道を急いだのだった。








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汽車



 昨日、ちょっとした旅行をした。目的は登山であった。同僚と三人、朝7時45分の大分行き特急「ゆふ1号」に乗り込み、由布院の少し手前にある豊後森駅を目指した。久留米と大分を結ぶJR久大線は電化されておらず、私たちが乗った列車はディーゼル車だった。
 JR久大線は筑後川から上流の玖珠川に沿って東へと進んでいる。玖珠川とともに蛇行を繰り返しながら、山間を縫うように汽車は走っていく。2両ほどしかない車両の中では高校生がお喋りしたり、老人が車窓に流れる風景を恍惚と眺めたりしている。そんな車内の長閑な光景と車窓に広がる風景を私も楽しんだ。
 久しぶりに汽車に乗って、少しだけ自分が穏やかになれたような、そんな気がしたのだった。







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車窓








   遠ざかる景色に魅かれるのは、何故なのだろうか。








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万年山







  ゴッホの絵のような、そんなまぶしい草原が夏空の下に広がっていて

  一本道がどこまでも続いていた。
 







 
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Tuesday, July 12, 2011

綱場町にて






 
   いつの日か我が子が山を担ぐ姿を、母は想像していた。









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Sunday, July 10, 2011

白い花








    一瞬、誰かが花の向こうに立っているような、そんな気がしたのです。









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長浜ラーメンナンバーワン



 本物の一杯である。長浜ラーメンナンバーワン(祇園店)、その名に恥じない味である。臭みのない豚骨スープは、どこか甘ささえ感じる。純度の高い豚骨スープはクリーミーさを感じる。また、麺の湯切りをこれだけ丁寧にする店も少ない。泳ぐ麺を平ざるで素早く掬い上げ、これでもかと湯切りを行う。腱鞘炎になるのではと思うくらい、湯切りをするのである。湯切りをいい加減にやる店は、味もいい加減なものだが、近頃はそんな店が増えたように思う。
 最近、娘がラーメンについて蘊蓄を言うようになった。父親に似てしまったのだろうか、娘は大の豚骨ラーメン好きである。しかし娘は、背脂チャッチャ系の脂ぎった豚骨ラーメンが美味しいと思っている。あんな物は邪道である。スープのコクのなさを背脂でごまかしているだけではないか。今度この店に連れて行かなければいけない。これが本物の味だと教えなければならない。娘を豚骨ラーメン好きにしてしまった父親の責任として。








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Saturday, July 09, 2011

Monday, July 04, 2011

Saturday, July 02, 2011

七月



 あっという間に6月は過ぎ去った。もう1年の半分が終わってしまった。このところ忙しく、土日もどちらかは出勤して仕事をしている。今週も大阪・東京と出張し、今日も昼過ぎまで仕事。その後散髪に行って、帰ってベランダの掃除。今、ようやくパソコンに向かって、貰い物の芋焼酎を飲みながらブログを書いている。
 今週、東京に行った際、時間があったので下北沢の昔よく通っていたバーに顔を出した。スズナリ劇場の近くにある小さなバーで、7人も入れば満席になるような店なのだが、私にとっては居心地がよく、昔通っていたころは金曜日終電まで飲んでよく帰った。
 相変わらずママは元気よく、私が店に入ると驚きながらも、いつもよく飲んでいたホワイトラムのボトルをカウンターに置いてくれた。お互いに近況を語り合ったが、彼女は13年付き合った彼氏と別れ、長く勤めていたバイトも辞めて、バーに専念することにしたらしい。冗談まじりに喋っていたが、目元が少し悲しげに見えた。店にはクーラーも無い。開け放したドアから時折涼しい風が入ってくる。扇子で顔を扇ぎながら彼女のそんな話しに耳を傾け、久しぶりに下北沢で時間を過ごした。

 福岡はどんよりとした梅雨空が続いている。そんな空の下、町中では博多祇園山笠の飾り山が披露され、長法被姿の男衆たちが博多の町を闊歩している。そんな光景を見ると今年も夏が来たことを実感する。明日はカメラを持って山笠の写真でも撮りに行こうか。明日のブログのネタに博多の町中を歩こうかと思っている。






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