「笑うだるま」は自宅近くにある居酒屋である。売りはエビ料理で、大概の人はエビ料理を何か一品は注文する。写真は「バケツ盛り」と言われる、茹でエビを小さなバケツに盛った料理で、粉末状の塩をかけて食べるのがこの店の流儀である。
料理もそこそこに美味しく、店の雰囲気やBGMも心地よく時々訪れるが、なにより店長が元気で愛嬌があってよい。年末に部下を連れて行ったら、新年会をうちで是非やってくれと頼まれた。博多弁で店長が「ぴしゃーっとしますけん、うちでやらせてください!」と言うのである。
「ぴしゃーっとしますけん」と言うのは、「きちんとしますので」と言う意味なのだが、最近はあまり聞かなくなった。子供の頃、父親の手伝いをさせられて怠けていると、「ぴしゃーっとせんか!」とよく叱られたものだが、久しぶりに聞くと小気味好いものを感じる。
店長がそこまで言うのならやってあげないといけない。近いうちにスタッフを引き連れて行って、ぴしゃーっとやってもらおうと思う。そう広くない店内にぴしゃーっと一同並んで、ぴしゃーっとバケツ盛りのエビを食べきろうと思う。ぴしゃーっと1年のスタートを切るために。
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