Saturday, December 02, 2006

 来年3月まで実家に居候の身が続く。姉が旅行中なので、私が母の買い物に付き合った。車で5分ばかりのところにあるスーパーに2人で行って、食料品を買い込んだ。
 母はゆっくりとカートを押しながら、私にカレー粉を取って来いだの、豆腐を取って来いだの指図して進んで行く。たまには親孝行しないといけない。ちょこまかちょこまか店内を走り回り、言われた物を取ってきてはカゴに入れた。
 一通り買ってレジに並んだら母が、「お菓子を買ってあげようか」と言った。一体私がいくつだと思っているのだろうか。40過ぎの息子にお菓子はないだろう。呆れたが、これが母親なのだろう。いつまでも子供だと思っているのだ。
 遠い昔、入院していた姉の見舞いに行く途中、ケーキ屋でプリンを買ってもらった時のことを思い出した。

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