Sunday, June 04, 2006

紫陽花

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 妻が美味しそうな蕎麦屋を見つけたので行ってみようということになった。途中の民家に紫陽花がきれいに咲いていたので写真を一枚撮らしてもらった。
 以前長崎に住んでいたことがあるが、紫陽花は長崎市の花に指定されている。江戸時代、オランダ医師のシーボルトが日本のアジサイに惹かれ、愛人の名前「お滝さん」をとって「オタクサ」と名づけて学会に発表したのは有名な話しである。シーボルトは「オタキサン」と発音できずに「オタクサ」と呼んでいたらしいが、何だか子供みたいで意地らしい。
 名前はどうあれ、長崎の街に確かに紫陽花はよく似合う。雨の石畳に紫陽花の花、何とも長崎らしい風景ではないか。
 ところで肝心の蕎麦屋だが、道に迷い散々歩かされた末にようやくたどり着いたが、運悪く定休日だった。しょうがなく駅の近くにあった蕎麦屋で済ませて帰ったのであった。
  

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