本物の一杯である。長浜ラーメンナンバーワン(祇園店)、その名に恥じない味である。臭みのない豚骨スープは、どこか甘ささえ感じる。純度の高い豚骨スープはクリーミーさを感じる。また、麺の湯切りをこれだけ丁寧にする店も少ない。泳ぐ麺を平ざるで素早く掬い上げ、これでもかと湯切りを行う。腱鞘炎になるのではと思うくらい、湯切りをするのである。湯切りをいい加減にやる店は、味もいい加減なものだが、近頃はそんな店が増えたように思う。
最近、娘がラーメンについて蘊蓄を言うようになった。父親に似てしまったのだろうか、娘は大の豚骨ラーメン好きである。しかし娘は、背脂チャッチャ系の脂ぎった豚骨ラーメンが美味しいと思っている。あんな物は邪道である。スープのコクのなさを背脂でごまかしているだけではないか。今度この店に連れて行かなければいけない。これが本物の味だと教えなければならない。娘を豚骨ラーメン好きにしてしまった父親の責任として。
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4 comments:
豚骨ラーメン好きです。
最近、背脂入りが流行りのようです。
脂肪控えめのため、背脂抜き、ネギ多めで注文することが多いですね。
長浜ラーメン、食べたくなりました。
京都のラーメンも美味しいでよね。
ラーメンほど地方色豊かな食べ物は無いですね。
博多では豚骨以外ほとんどないので、逆に東京の醤油ラーメンが食べたくなったりします。
私はとんこつラーメンを食べるまでラーメンが好きではありませんでした。
本物のとんこつ、経験したいものです。
しろんこさん
豚骨がお好きなんですね。
是非博多へいらしてください。
美味しいラーメン屋をはしごしましょう。
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