Sunday, February 05, 2006

みそ煮込うどん


みそ煮込みうどん
Originally uploaded by bonkley.

 名古屋の展望を楽しんだ後、栄町のみそ煮込うどん屋に向かった。きしめんとどっちにするかちょっと迷ったが、ふたりともみそ煮込みうどんを食べたことがなかったので、きしめんはまた今度の機会にすることとした。
 ガイドマップに載っていたうどん屋を見つけ店内のテーブルに陣取った。待つ事10分、店員が土鍋を運んできた。写真の鍋の上に竹筒が写っているがこれは唐辛子入れである。長さ60センチは有にある。真ん中に栓があるのだがどうやってうどんに振りかけるか分からなかった。しょうがないので店員に尋ねたら、栓を抜いてうどんの上で振ってくださいと言われた。思わず笑ってしまった。薬味入れが何でこんなに大きくなくてはならないのか、誰がどう考えても小さい方が使いやすいはずである。若手社員のE君はそのバズーカ砲みたいな薬味入れを抱え、土鍋の上で振り回した。

 薬味をかけ終わると、土鍋のふたを取り皿にして食べ始めたがかなり麺が固い。明らかに半煮えである。一旦麺を土鍋に戻しふたをしたが、周りの人たちはおかまいなしに食べている。自分たちの麺だけが半煮えではないかと思ったが、向かいの女性が食べている麺も白く半煮えのようである。若手のE君もちょっと驚いていたが、これが流儀なんでしょうねと食べ始めた。しょうがなく私も食べ始めたが薬味入れといい麺の固さといい何とも納得がいかない。食べ終えて、名古屋人の不可解さを感じたみそ煮込うどんだった。

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