写真が今年の我が家のクリスマスケーキである。どこで買うか女房と娘が散々議論していたが、急遽、私が会社帰りに買ってくることになった。面倒臭くなった女房が、私に2010年クリスマスケーキの選定を振ったのである。
まさか私が買ってくる羽目になるとは思ってもいなかったので、私もどこで買ったらいいか悩んでしまった。近くにオープンした有名店で買おうか、それとも商店街のケーキ屋で買おうか、24日仕事が終わり会社を出るまで何処で買うか決めかねていた。
会社を早めに出て駅に向かいながら、そう言えば会社の近くにある専門学校の1階に生徒が作って売っているケーキ屋があったのを思い出した。売り切れていないか心配だったが、店に入るとショーウインドにクリスマスケーキが飾ってあったので安心した。写真がそのケーキである。専門学校が生徒の実習を目的としているため価格も安く設定されており、ワンサイズ大きいものを購入して帰った。
家内が作ったクリスマス料理を食べ終え、ケーキをテーブルの真ん中に置いた。ナイフでケーキを切り分けながら、このケーキが専門学校の学生が作ったことを娘たちに説明する。将来パテシィエを目指す生徒の夢と情熱がこのケーキには込められているのだと。食べ終えて、ささやかだが満ち足りた幸せを感じた。我が家のテーブルの上に、その若者たちの情熱が輝いているように思ったのだった。
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4 comments:
素敵なケーキです。
情熱が入っていると、見た目も違います。
目に見えないエネルギーが家庭を温かく包んでくれるなんて、最高のクリスマスでしたね!
家族でプレゼントを交換して、楽しいクリスマスでした。
ケーキも美味しかったです。
盆
ケーキを買ってきてといわれると悩んでしまいそうですが、いいところを見つけられましたね。
我が家は、夫婦二人だけのクリスマスになり、ショートケーキでした。
夫婦二人だけ。たまにはそれもいいですね。
我が家もあと3年位したら、娘たちも大きくなるので
たぶんそうなるだろうと思います。
ちょっと淋しくもありますが...
盆
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