Sunday, July 04, 2010

七月




 気付いたら七月になっていた。水曜日、英会話スクールに行ったら、先生のRogerも「もう半分終わりましたね... 」と嘆くように言っていた。アメリカ人でも月日の移ろいに物思うのは同じなのである。
 最近、会社帰りに自宅近くのバーでよく飲む。一人で飲むから、そんなにお金もかからないし、それに、バーテンダー兼ママの作る料理はなかなか美味しい。居心地がいいもんだから、ついつい長居してしまう。居合わせたお客さんと話しては、楽しく飲んでいる。カウンターで一人で飲んでいると、下北沢で飲んでいた頃をよく思い出す。金曜の帰りに、途中下車しては終電の時間まで飲んだものである。
 話しは変わるが、最近悲しいことがひとつあった。マンションの前の小料理屋が店を閉めたのである。5月中旬ぐらいから店の玄関に、「勝手ながら、6月30日まで休ませてもらいます。」と張り紙が貼ってあったのだが、7月1日にその張り紙が「7月1日をもちまして閉店させていただきます。四十年間ありがとうございました。」と変わっていた。ご夫婦でやられていたが、ご夫婦のどちらかが体調を崩されたのだろう。かなり高齢であったから仕方がないかもしれないが、再開を信じていただけにその張り紙を見た時、とても淋しく思った。今年の冬はこの店の「おでん始めました」と言う張り紙を見ることはない。とても残念である。でも、仕方が無いことである。歳月は流れを止めず、流れていくのだから。





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2 comments:

sumiretti.com said...

2010年も半分終わってしまいましたね。
下北沢の「ふくろう」も細々とやっているんでしょうね~。

お近くの小料理屋さんのご夫婦に心から
40年間お疲れ様でしたと言いたいです。一度も行った事ないですけど。
盆さんの心とお腹を満たしてくれていた
お店がひとつなくなってしまったんですね(泣)

bonkley said...

下北沢のふくろうですか、懐かしいですね...

小料理屋さんは残念でした。
結構美味しかったんですけどね...
どなたか後を継いでくれないかなと思ってます。