気付いたら、花の写真をよく撮っている。
しかしながら、私は花の名前に疎い。写真を撮っては、あれこれと女房たちに花の名前を尋ねるものだから、仕舞には花の図鑑を娘たちが買ってきてくれた。それでも、図鑑に載っている花の数は限られており、結局、分からないものが多い。
今日も散歩の途中、雑草の中に咲くピンク色のきれいな花を見つけた。自宅に戻り図鑑で調べてみたが、やはり花の名前は分からなかった。
私は人知れず咲いているような花が好きである。誰が植えたのだろうか。いつから咲いているのだろうか。来年もこの地に咲くのだろうか。空想は勝手にどんどん広がって行く。
いつか私も花の種を買ってきて、こっそりと、近くの公園の土手にでも蒔いてみようか。誰も知らないような小さな花の種を。
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