Sunday, September 21, 2008

大平山

 写真は門司港「大平山」のラーメンである。木曜日仕事で門司を訪れ、閉店間際に駆け込み、何とか食べることができた。信じられないがこのラーメン屋は17時が閉店なのである。
 目の前にどんぶりが運ばれてくる。まずスープを一口いただく。純粋な豚骨ではない、鶏ガラとの合わせのようである。全体的にまろやかで甘みのある美味しさを感じる。トッピングは焼豚、もやし、ネギ、それに支那竹。支那竹が標準のラーメンは福岡では珍しい。
 最近のラーメン屋ははったりが多い。麺の湯切りのパフォーマンスや、”究極”だの”至高”だの言葉を乱発し自画自賛しているが、肝心の味は薄っぺらで深みが無い。美味いものを食べさせたいという思いは感じられず、ただ手っ取り早く金儲けのためにやっているような店ばかりである。
 そんな中でこの大平山は創業40年の歴史に裏付けされた、本物のラーメンである。町外れにひっそりと佇む名店である。さぞかし休日は家族連れで混み合うのだろう。しかし、繰り返し言うが閉店は17時である。せめて19時にして欲しい。そうすれば、また出張の時に行けるから。




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