Sunday, September 13, 2015

浜松町にて

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 羽田へ向かう途中、浜松町の中華料理屋で少し早い夕食を取った。時刻は4時過ぎ、まだ夕食時には早い店内には、私の他に三十半ばの女性客がひとりだけいた。
 メニューを一通り見て、ビール1本と皿うどんを頼んだ。ビールをゆっくり飲むには、麺の伸びを気にせずに食べられる皿うどんが、ちょうどいいのである。
 ビールを飲みながら皿うどんの出来上がりを待つ。女性客のテーブルには私よりひと足先にチャーシュウ麺が運ばれて来た。店員も三十半ばの男性。女性客は常連のようで、麺を箸で持ち上げながらその店員に話しかけた。明日行われるこの辺りのお祭りの話しに始まり、店員の郷里のお祭りの話し。そして女性客の仕事の話になり、今度のシルバーウイークの話しへと広がって行く。女性客は更に鶏の唐揚げを注文し話しを続けた。ちょっと間を置いて運ばれて来た皿うどんをゆっくり食べながら、私はその話しに耳を傾けた。
 浜松町の路地裏の小さな中華食堂で、そんなやり取りを聞きながら、この男女がいつしか距離を縮め、やがては結ばれることを勝手に想像した。二人が休日に映画を観に行って、食事に行ってお酒を飲んで。そんなことを想像しながら皿うどんを食べ終え店を後にした。








2 comments:

ondoyama said...

こんばんは
皿うどん、おいしそうです。
空港の店ではなく、小さな店に入ってみるというのは、ちょっとした冒険の楽しみでしょうか?
シルバーウイーク、何をしようか楽しみです。

bonkley said...

ondoyamaさん
コメントありがとうございます。路地裏の名も無きお店が好きなんですよ。シルバーウイーク楽しみですね。私は彼岸花の写真でも撮りに行こうかと思います。