
日曜の朝、うどん屋で朝食を食べた。
ごぼう天うどんと高菜のおにぎりである。
高菜のおにぎりを食べると、子供の頃の田植えを思い出す。
まだ田植機が世の中に普及する前のことである。
親戚一同が集まり、雨の中、一枚一枚田を植えて行く。
お昼は決まって高菜のおにぎりだった。
納屋の軒先に用意されたテーブルに高菜のおにぎりがずらりと並ぶ。
床几に座ってみんなで高菜のおにぎりを頬張った。
降りしきる雨を見ながら、無心になって食べた。
梅雨がそろそろ始まろうとしている。
田植えがそろそろ始まろうとしている。
高菜のおにぎりを食べながら昔のことを思い出した。