山登りを終えて後輩と行きつけのダイニングバーへ行った。写真はそこで食べたポークソテーである。肉厚でふんわりこんがりとした豚肉。ひとくち頬張ればジューシーな肉汁がたちまち口の中に広がり、その瞬間、幸せに包まれる。プロの仕事ぶりを感じさせる一品だった。
子供の頃、ビーフステーキを口にする事は滅多に無かった。代わりにポークソテーをよく食べたものである。しかし、僕らが子供の頃に食べていたポークソテーは、もっと薄っぺらで肉質も固く、この店で出されたポークソテーと比べれば貧しい物だった。それでも我が家ではポークソテーはトンカツに並ぶご馳走だった。
ふんわりこんがりのポークソテーを食べながら、でも、薄っぺらで固かったポークソテーも、あれはあれで美味しかったなと思った。むしろ、裕福でない食卓にこそ、美味しさを感じさせる物があったように思ったのだった。
4 comments:
出たっ!このおいしそうなポークソテー!
大人の好物って単純な味よりも、幸せな記憶の味なのかもしれないですね。
昨年行った軽井沢でもとても美味しいポークソテーを食べました。昨今の日本の豚肉はこどもの頃の物より美味しい気がします!
こちら東京は「成人の日」に積もった
大雪で大混乱でした。
今の外気温は5℃くらいで、路肩に寄せられた雪の塊がカチカチに凍っています。
お写真のポークソテー、とても肉厚で
柔らかそうで美味しそう~♪
脇に添えられた、ズッキーニとパプリカのマリネサラダ?もお酒に合いそうな感じですね☆
shironkoさん
豚肉も色々ブランド化されて、進化したのでしょうね。
そう言えば、東京は矢鱈とんかつ屋さんがありますね。
何でかな?
sumirettiさん
福岡は今日夕方から雪が降り出しました。
明日の朝には積もっている事でしょう。
寒い週末になりそうです。
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