1年ぶりに唐津に行った。家族4人でドライブしたのも、久しぶりであった。家内は唐津の友人たちとランチをするようになっていたので、私と娘たちは家内と別行動をとった。
3人で食事をして、それから浜の方へ出てみた。もう6年程前、唐津に住んでいた頃に、娘たちとよく歩いた道である。当時上の娘が小学1年生。日曜日の午前中、家内が掃除をする間に3人で浜をよく散歩したのだが、上の娘は当時のことを辛うじて記憶していた。
西の浜から唐津城に上がり、唐津の町を眺めてみた。霞が出ているようである。街全体が薄ぼんやりとしている。東の浜には白波が押し寄せいる。波頭が立っては消えて行く。その光景が、眼下から浜の先の方まで延々と繰り返されている。
そろそろ家内と待ち合わせの時間である。城を下り、そしてまた町の方に3人で戻って行った。娘たちは冗談を言いあいながら、追いかけっこでもしているように、じゃれあい歩いて行く。何だか、このまま昔住んでいたマンションに行ってみたら、家内がいて掃除機をかけていそうな気がした。そんな筈はないのだが、何だかそんな気がしたのだった。
フェイク、フェイク、フェイク!
4 days ago
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