Sunday, April 27, 2008

缶詰バー めでた屋

 場所は天神からほど近い渡辺通りの路地裏、通称「天神ゴールデン街」と言われる通り。天神の喧噪が嘘のように、狭い通りにはひっそりと飲み屋が立ち並ぶ。その通りからして既に昭和な感じなのだが、缶詰バーめでた屋へ一歩足を踏み入れれば、更にレトロなグッズや昔懐かしい映画のポスターで、昭和な世界へ引き込まれる。
 その名の通り缶詰がこのバーの売りである。店内には約400種類の缶詰があり、食べたい缶詰を選んでマスターへ渡せば、その缶詰を温め皿に盛りつけして出してくれる。缶詰の他にカップ酒の収集にもマスターは力を入れているようだ。カウンターには全国津々浦々のカップ酒が並んでいる。
 この店に通い始めてそろそろ1年になる。ハイボールを片手に、BGMで流れてくる昭和の歌謡曲を聞けば、あたかも昭和へタイムスリップしたような、何とも心地良い気分になってくる。缶詰バーめでた屋は古き良き昭和の、西岸良平的なノスタルジックな香りが漂う店である。

 

3 comments:

Anonymous said...

レトロな写真のアップ、ありがとうございます!
『めでた屋』というバーの名前もユニークですね。いわしのゆず香風味とハイボールの組み合わせもなかなか、いけてますか?
最近はだいぶ、あったかくなってきたので、
ビールののどごしもいいですね~~
『カナデイアンクラブ』のハイボールにも
はまってま~す!
お店で流れているBGMはやはり、福岡出身の
アーテイストの聖子ちゃんの『青いさんご礁』
とチェッカーズのギリギリハートの子守り歌とかですかね~

bonkley said...

私がよく注文するのはコンビーフでして、キャベツとコンビーフを炒めたのが結構気に入ってます。
恐らく天神のデパートより種類があるのではないかと思います。東京だったらもっと流行っていただろうなと思います。
マスターも親切な人で、この間は小雪のサントリー角瓶のポスターを私が物欲しげに眺めていたらくれました。
今度娘を連れて行こうと思ってます。

Anonymous said...

Bonkleyさんのお好み缶は、なんといわしではなくて、コンビーフでしたか~
コンビーフといえば、すぐに思い出すのが
『傷だらけの天使』のオープニングソング、
チャラチャ-チャラチャチャ~♪が頭の中を
まわるまわる~♪
あのお騒がせな、ちょいわるおやじイのショーケンが久しぶりにTVにお目見えして、『これからは、良いおじさんになります!』宣言してましたよ。