Tuesday, January 03, 2006

ぜんざい


zenzai
Originally uploaded by bonkley.

 明けて今日はもう三日。早いものである、明日からまた会社に行かなければならない。
 昨日の東京は終日しとしとと雨が降り続いた。雨の中、家族で湯島の天神様にお詣りに行き、日本橋のデパート巡りをして帰って来た。デパート巡りと言っても、ほとんど何も買ってはいない。娘にシルバニアの人形を三つ四つ買ってやっただけだ。
 家に帰り着いてぜんざいを食べた。写真は実家から送られて来た小豆を炊いて女房が作ったぜんざいである。
 ぜんざいが大好きである。いや、もちが大好きなのである。子供の頃はこの時期、日に15個は食べていた。廊下の奥に置いてあった長持ちの中から、日に何度ももちを取ってきてはストーブで焼いて食べた。私が子供の時分はまだもちはごちそうであった。ケーキやプリンなどの洋菓子を、日常的に食べるようになった今日においては確かに影が薄くなったが、でももちは美味い。ケーキより美味い。
 今は亡きジャイアント馬場が、最後の晩餐で食べたいものは何かとの問いに、つきたてのもちにあんこをたっぷりかけて死ぬほど食べたいと言っていたが、まさにその通りである。でもジャイアント馬場が死ぬほど食べたら一体何個食べたのだろうか?一心不乱にあんこもちを食べる馬場。想像するとかなり滑稽である。

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