Sunday, July 06, 2014

七月




 七月になった。昨日、郷里に帰り友人たちと飲んだ。写真は帰りに鳥栖駅で撮った七夕の飾りである。女学生が立ち止まり見上げる姿が可愛くて、一枚撮らせてもらった。
 昨日、実家に帰る途中で山に登ったが、山道の途中で、竹を切り出す親子連れを何人か見かけた。子供が大きくなると、七夕の飾りをすることもなくなったが、そんな光景を見ると、夏が来たことを実感する。
 私の郷里では、7才の夏に七夕を祝うしきたりがあった。庭に笹飾りをこしらえ、床の間にはお祝いの品やスイカが並べられ、お祝いに来る親類縁者を料理でもてなす。スイカが大好物だった私は、床の間にたくさん並んだスイカを見て興奮したのを記憶している。

 恐らく今日、昔ながらにお祝いをする家庭もあるだろう。親類が集まり、間も無く宴が始まる頃だろう。子供が成長した今、そんな子供の行事がとてもなつかしく、そして羨ましく思えるのだった。










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