Wednesday, August 17, 2011

八年カリー



 何を食べていいか分からない時、カレーを食べるといい。そんな謳い文句を聞いたことがあるが、なるほどそれはあながち間違いではない。
 今週の日曜日、私はそんな状況にあり、とあるカレー屋に入った。店の名を「八年カリー ボン★田中」と言う。八年と言う具体的であり、且つ、縁起の良さそうな数字に魅かれてしまう。ネーミングの由来は元々料亭の賄い料理だったカレーが、八年の歳月を経てようやく人様に出せる味になったということらしい。料亭の板前さんたちが、ああでもないこうでもないと改良を加えながら、八年をかけて完成したカレーなのである。
 ひとくち口に頬張る。料亭の賄い料理のレベルの高さに驚く。まるで、ホテルのレストランで食べているような高級な味である。そして米がうまい。さすが料亭出身のカレーである。福岡では有名な料亭だが、他の賄い料理も食べてみたくなった。シリーズで専門店を出してみてはどうかと勝手に考えてみた。十年チャーハンとか七年焼そばとかどうだろうか。そんなことを考えながら、汗をかきつつカレーを食べたのだった。






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5 comments:

miisa said...

カレーって見ると食べたくなるのは
何故なんでしょうね…
それにしてもとても興味をそそられる
カレーです。
あぁ、美味しそう…

bonkley said...

miisaさん

インド人より日本人がカレー好きかもしれないですね。
レトルトがあったら送りましょうか?

shironko said...

今日会社帰りにカレー激戦区の神保町でカレーを食べました。
カレーを食べる度に、インド人は天才だな。と思っています。
ボン=カレーなところが日本人ですね。

bonkley said...

Shironkoさん

神保町のカレーの美味しい店を教えてください。
今度出張した時に行ってみますので。

shironko said...

神保町では「マンダラ」が好きです。
http://r.gnavi.co.jp/a653301/
チキンにしようかエビにしようか毎回強烈に迷います。
しかし隣人が食べてた緑色のほうれん草カレーが予想を超えて美味しかったです。
帰り道は体がポカポカするのです。