Sunday, February 17, 2013

栄町銀天街

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 昨日、ひとり門司港の街を歩いた。写真は門司港の栄町銀天街である。衰退著しい地方の商店街の中では、まだ活気がある方ではなかろうか。人影は決して多くはないが、シャッターが下りている店も久留米の一番街などに比べるとそう多くはない。レトロ門司港の観光振興による地域活性化が功を奏しているのだろうと推測する。
 往時、石炭産業が隆盛を極めていた頃は、さぞかし賑やかだったことだろう。休日になれば子供たちは父母に連れられ外食やショッピング、映画を見たりするためにこの商店街に足を運んだことだろう。商店街に行くことがささやかな楽しみだったであろう。それが近年、郊外に出店した大型ショッピングモールへ人々の流れは変わってしまい、街の商店街は廃退し昭和の遺産と化してしまいつつある。なんとも残念なことである。
 何とか商店街に人々に帰ってきてもらう方法はないものか。廃退を食い止める方法は無いものか。地域の商工会議所や商店街組合の方々は昼夜苦悩し模索していることだろう。
 いつの日か人々が商店街に帰ってきてくれる日が来ることを、商店街好きな私は信じて止まない。商店街とその路地裏に存在する定食屋、レストラン、喫茶店、うどん屋、パン屋、ケーキ屋、そして野良猫を私は愛して止まないのである。




















2 comments:

shironko said...

私も町のパン屋さんや喫茶店が大好きなので日々消えていくことが悲しくて仕方ありません
決してこどもだけでは入れない、喫茶店
喫茶店でだけ飲めるきれいな色のクリームソーダ
そんな大人への憧れや情緒を今の子は得られないんですね

bonkley said...

シロンコさん

中一の時、初めて友達と喫茶店に入ってココアを飲んだのを思い出しました。ジョーズと言う人喰い鮫の映画を見た帰りでした。ちょっと大人になった気がしましたね。
いい時代でした。