Sunday, June 26, 2011

牧のうどん



 昨日、会社の飲み会で「牧のうどん」の話題になった。牧のうどんは福岡県内を中心にチェーン店を展開し、熱狂的なファンを持つうどん屋である。「元祖長浜屋」のラーメン、「ふきや」のお好み焼と並び、福岡三大ソウルフードと称される程地元では愛されている。
 博多うどんの特徴は腰が無い太めの麺にある。最近では讃岐風の腰がある麺や、手打ちの細麺を出す店も多くなって来たが、正統派博多うどんは澄んだスープに太めの麺でなければいけない。昨日飲んだ我が同僚たちは、アンチ牧のうどん派が多数であり、あんな腰の無いうどんのどこが美味いのかと言っていたが、博多うどんに腰などいらないのである。
 牧のうどんの麺は、その特殊な製法からか矢鱈と汁を吸い込む。食べているうちにあれよあれよとスープが減っていき、麺が伸びてくる。なのでうどんと一緒に薬缶に入ったスープが出され、それを継ぎ足しながら食べていく。そんなうどんのどこが美味いのかと言われるかもしれないが、鰹節と昆布で出汁を取った濃厚なスープと、その柔らかな麺が繰り広げる世界に私たちは幸せを感じ、そして安堵するのである。
 何度も言うが、博多うどんに腰など無用である。私の姉たちは牧のうどんで固麺・中麺・柔麺の三種類の中から敢えて柔麺を頼むほど、麺の腰なんか無視している。博多うどんはその柔らかな麺に澄んだスープ、そしてかしわ飯をセットに食べるのが正しい食べ方なのである。





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2 comments:

ondoyama said...

博多うどんはやわらかいのですか。
腰のある讃岐うどんも好きですが、やわらかいうどんも好きです。
子供のころ食べたうどんや蕎麦はやわらかかったので、なつかしい食感のような気がします。

bonkley said...

博多はラーメンより実はうどんの方が美味しいのではないかと思います。京都で食べたうどんも美味しかったですよ。