
かなり多忙な毎日だが、それでもその合間を縫って飲みに行ったり、食べ歩いたりしている。昨日もたまたま会社を辞めた後輩に、偶然にも地下鉄の中でばったり会って天神界隈を飲み歩いた。その飲み歩く途中で食べたのが写真の皿うどんである。
皿うどんには本来細麺と太麺の二種類がある。長崎では当たり前なのだが、福岡では細麺が主流である。細麺はパリパリ焼そばと言ったりもする。なぜこれがうどんなのかその由来を知らないが、それにしても皿うどんは美味しい。
具材はキャベツ、もやし、カマボコ、豚肉やエビなどほとんどチャンポンと同じである。恐らく調理法も具材を炒めスープを加える辺りまではチャンポンと同じで、最後に水で溶いた片栗粉を加えれば皿うどんになるのだろうと思う。
長崎では皿うどんにウスターソースをかけて食べる人が多いが、別にかける必要はない。私は皿うどんを食べる時、出されて煙草1本吸ってから食べるようにしている。なぜそんなことをするかと言えば、熱々の餡にパリパリ麺が蒸されるの待つのである。パリパリ麺の上の方がしなっとなる頃が食べ時である。なので皿うどんは麺が見えないほど餡で覆われていなければいけないし、水っぽい餡に至っては論外である。
皿うどんのことを書いていたら、なんだか無性に長崎へ行きたくなってきた。昔住んでいた長崎に会いに行きたくなった。