三連休の中日、糸島市二丈にある白山神社の秋季例大祭に出かけた。白山神社は、背振山系の「二丈岳」を御神体とした山岳信仰の神社らしく、二丈岳から流れ出る水をお守りする神社らしい。
秋季例大祭では、奴装束に身を包んだ大名行列や神輿が二丈福井の浜まで練り歩く。この地区の人々が五穀豊穣や大漁を祈願してきたお祭りである。ゴールとなる浜のお旅所では、大漁旗を掲げた漁船による勇壮な海上パレードが繰り広げられる。
写真はお旅所の浜で漁船を待つ男衆の後ろ姿である。海に目を凝らし今か今かと漁船の到着を待っている。しばらくすると一艘、二艘と漁港の方から浜辺に向かって走ってくる。浜辺で待つみんなが立ち上がって歓声を上げる。
漁船は全部で十艘、姫島の前でその漁船団が円を描いてぐるぐると走る。秋晴れの下、いいお祭りを見れたことに感謝して、砂浜を後にして駅方面へ向かったのだった。
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