Sunday, May 13, 2018

メニュー

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  GWも終わってしまって
        部下と居酒屋でメニューを見上げる水曜日。
  うれしそうに見上げる部下たちの顔を見て、微笑む上司。
  じゃんじゃん注文していいから。
  大丈夫、わが社の将来も明るいから。








Saturday, May 05, 2018

山の彼方のちゃんぽん

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 5月4日、JR筑後草野駅から耳納山地を越えて八女市上陽町まで歩いた。いつも耳納山地を北側から眺めていて、南側にどんな町があるのか気になっていたのである。
 距離にして約20キロメートル、ほとんどすれ違う人もいない。耳納平を越えて八女側に入ると、茶畑が点在していた。おそらく南側の斜面が、北側のうきは側の斜面より陽当たりが良く、お茶の栽培には適しているのだろう。
 山間部には集落が点在していた。こんな山奥にも集落があったのかと驚く。里山を絵に描いたような、手入れが行き届いた田畑に家々。集落には、5月のまぶしい日差しが差し込んでいた。

 スマートフォンの地図で現在地を確認しながら、ひたすら山を下りる。時刻は午後1時、歩き始め5時間、ようやく山を下り切り上陽町の町中にたどり着いた。
 バス停で時刻表を確認して、一軒の食堂に入る。屋号は大勢屋。年老いたご夫婦が二人で店を切り盛りされていた。
 忙しそうにされていたので、注文を聞かれるまで待っていると、「ちゃんぽんですよね?」と、ひと区切りついたおばさんがようやく私に聞いてきた。おそらくこの店はちゃんぽんが一番の人気メニューなのだろう。迷うことなくちゃんぽんを注文する。写真がその大勢屋のちゃんぽんである。
 驚いたことに、ネギが乗っている。しかも、かまぼこまであと乗せである。この辺りでは、このスタイルがスタンダードなのだろうかと思うと楽しくなってくる。すこし甘めでクリーミーなスープが、歩き疲れた身体にじんわりとしみてくる。
 しかし、バスの時刻まであと20分。悠長に食べている時間はない。一気に食べ終え、勘定をしてもらう。「お待たせしてすいませんでした。またよろしくお願いします。」とおばさんが釣銭を渡しながら私に言う。また来なければいけない。山を越えてネギの乗ったちゃんぽんを、今度は高菜チャーハンと一緒に食べよう。そう思いながらバス停に向かった。





Thursday, May 03, 2018

どんたく

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   父に手を 引かれて見たのは 遠い昔
  






Wednesday, May 02, 2018

5月

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   まぶしさに 手をかざして 五月かな