Sunday, January 25, 2009

IMG_7139.JPG by you.


  雪でした。

  雪の中、公園を歩いてみました。
  寒くて、シャッターをあんまり押せませんでした。
  具合はいかがですか?
  早く良くなってください。

  そろそろ福岡では梅が咲き始めます。   




  
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Wednesday, January 21, 2009

机の引出し

IMG_7049.JPG by you.




 何が入っているのですか?

 思い出をパパにも聞かせてくれませんか。
 
 その穏やかな春の日のような思い出を、聞かせてくれませんか。




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お好み焼き

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 先日、家内と二人でお好み焼きを食べに行った。
 普段、私はあまりお好み焼きを食べない。嫌いと言う訳ではないのだが、どうしても麺類を優先してしまうから、ひとりでお好み焼き屋へ行くことはない。写真が家内と食べたお好み焼きだが、広島風のそば入りのお好み焼きで、量もあって美味しかった。しかし、麺好きの私としては、焼そばだけを食べたいと思わなくもない。
 少年時代、私の住む町にはお好み焼き屋などなかった。久留米に友達と遊びに行った時に、西鉄久留米駅にあった(今もあるかもしれないが)「甲子園」というお好み焼き屋で食べるお好み焼きが、私にとってのお好み焼きだった。豚玉にするかイカ玉にするか悩んで、ちょっと財布に余裕があったらミックスなんかを頼んだりしていた。あの頃のお好み焼きは今より随分薄かったような気がするが、それでも美味しく感じられた。
 やがて、福岡に行くようになり、「ふきや」の分厚いお好み焼きに遭遇する。それから広島風のそば入りのお好み焼きが流行し、「オタフクソース」が九州のスーパーでも市販されるようになる。しかし、私はその頃からあまりお好み焼きをあまり食べなくなった。どうも、広島風の甘めのたれに馴染めなかったようである。久しぶりに「甲子園」の素朴なお好み焼きを食べたくなったのだった。




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Wednesday, January 14, 2009

笑うだるま

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 「笑うだるま」は自宅近くにある居酒屋である。売りはエビ料理で、大概の人はエビ料理を何か一品は注文する。写真は「バケツ盛り」と言われる、茹でエビを小さなバケツに盛った料理で、粉末状の塩をかけて食べるのがこの店の流儀である。
 料理もそこそこに美味しく、店の雰囲気やBGMも心地よく時々訪れるが、なにより店長が元気で愛嬌があってよい。年末に部下を連れて行ったら、新年会をうちで是非やってくれと頼まれた。博多弁で店長が「ぴしゃーっとしますけん、うちでやらせてください!」と言うのである。
 「ぴしゃーっとしますけん」と言うのは、「きちんとしますので」と言う意味なのだが、最近はあまり聞かなくなった。子供の頃、父親の手伝いをさせられて怠けていると、「ぴしゃーっとせんか!」とよく叱られたものだが、久しぶりに聞くと小気味好いものを感じる。
 店長がそこまで言うのならやってあげないといけない。近いうちにスタッフを引き連れて行って、ぴしゃーっとやってもらおうと思う。そう広くない店内にぴしゃーっと一同並んで、ぴしゃーっとバケツ盛りのエビを食べきろうと思う。ぴしゃーっと1年のスタートを切るために。



 
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Monday, January 12, 2009

五勝手屋羊羹

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 写真は北海道は江差の「五勝手屋羊羹」である。デパートの地下街で見つけ、そのパッケージがカッコ良くてつい買ってしまった。色、大きさからして線香に見えなくもないが、文明開化を感じさせる”ハイカラ”なデザインが洒落ている。
 「甘い物もいけるんですね。」とたまに言われるとこがある。酒ばかり飲んでいるので、辛党と思われているようだが、実は甘い物が大好きで、特にぜんざいやおはぎなど小豆ものに目がない。
 しかし「五勝手屋羊羹」は小豆ではなく、金時豆で作られていた。佐賀の小城羊羹に比べれば、あっさりした甘みだと思ったら、なんと金時豆で作られていたのである。北海道は小豆の産地なのに、何故金時豆を使っているのだろうか。よく分からないが、でも、くどくなくて食べやすい。一本くらいはぺろっといきそうである。
 三連休最後の夜、買ってきた「五勝手屋羊羹」を家族でまったりと食べて、さあまた明日から頑張ろうと思ったのだった。




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Saturday, January 10, 2009

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 夢は漫画家になること。下の娘はそう言って、漫画ばかり書いている。才能があるのかどうか、親として見極めてあげないといけないのだろうが、私にはよくわからない。「漫画家になったらパパがマネージャーしてあげるよ。」といつも言うのだが、「結構です。」とにべもなく断られる。きっといいマネージャーになれると思うのだが。

 私の子供の頃の夢は何だったろうか。実家が国鉄の線路の近くだったので、子供の頃よく線路端で遊んでいた。汽車が特に好きだったわけではないが、貨物列車を見るのは好きだった。
 ディーゼル車に引っ張られ延々と貨車が続く。停止すると前の方から順に連結器がガチャンガチャンと音を後ろの車両にリレーし止まっていく。しばらく止まったかと思うと、また連結器のガチャンという音がして動き出す。一番最後の車掌車には作業員がひとり、窓から遠ざかる景色を眺めながら煙草を吸っている。そんな光景を子供の頃よく見ていたが、私はその車掌車に乗っている作業員に憧れていた。運転手ではなく、煙草を吸って景色を眺めている作業員になりたかったのである。偉くなりたいとも、金持ちになりたいとも、子供の頃はあまり思っていなかった。ただ、のんびり生きていければいいと思っていた。

 娘が漫画家になれるのか、漫画家になる夢を捨てずに大人になっていくのかは分からない。しかし、夢は大きい方がいい。もし、漫画家になって、もし売れたら、銀座で寿司をご馳走しておくれ。その日がきっと来る事を父は信じているから。
 


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Friday, January 09, 2009

Saturday, January 03, 2009

謹賀新年

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 あらためまして、明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 正月も早三日、休みも明日までとなってしまった。毎年の事だが正月休みはあっという間に終わってしまう。佐賀の実家で正月を迎え、それから家内の実家に年始の挨拶。昨日自宅に戻り、ようやく今日ひとりの時間が持てた。
 前にも書いたが、今、世界は「百年に一度」の経済危機の中にいるらしい。その不況の波が今年は、我々庶民にも襲ってくることは間違いないのだろう。そんな中、昨日、届いた年賀状を見ていたら一枚のハガキに目が止まった。その年賀状には「笑う門には福来たる」と印刷されていた。会社を転籍した元部下からの年賀状だったのだが、転籍してあれこれ苦労も多い筈なのに、いつも飄々としていた彼らしく、その下に「また飲み行きましょう!!」と明るく書かれていた。彼の楽天的な性格に逞しさを感じたのだった。

 笑門来福。楽しそうに明るく暮らしている家には、自然に幸せが訪れるということらしい。ならば今年は今まで以上に気合いを入れて笑わなければいけない。昔テレビに良く出ていたアッハー浪越氏みたいに、家族みんなで笑って福が来るよう頑張らなければいけない。

 みなさんも、どうか一年笑う事を心がけて
 幸多き年にしてください。


 
 

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Friday, January 02, 2009

除夜の鐘

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 30日の夕方から佐賀の実家に帰省していた。帰省と言っても車で1時間程で着いてしまうので、渋滞に巻き込まれる事もなく、郷愁を感じることもない。帰省とは言い難いものである。
 大晦日の夜、我が家は決まって近くのお寺に除夜の鐘を撞きに行く。車で3分ほどのところにある二軒のお寺に、鐘を撞きに行くことが我が家の年越しのイベントとなっている。参拝者にはそれぞれのお寺でお菓子が配られ、娘たちはこれを楽しみにしているようである。
 通りを挟んである二軒のお寺。それぞれに由緒あるお寺なのだが、二軒とも鐘の音が違う。あるいは二つの寺は、似通わないように意図的に鐘の音を変えて作ったのかもしれない。一軒の寺は「ゴ〜ン」と重々しい感じの音色だが、もう一軒は「カ〜ン」と時代劇で出てくる火の見櫓の鐘のような甲高い音色である。どちらの鐘の音が好きか意見が分かれる。家内と娘は厳かな「ゴ〜ン」が好きだと言うが、私と私の姉は「カ〜ン」の音色の方を好いている。冬空に響く「カ〜ン」に私は、「祇園精舎」ではないが諸行無常の響きを感じる。

 今年も12時ちょっと前に家を出て、家族で二軒の寺の鐘を撞かせてもらった。娘はお目当てのお菓子をもらい上機嫌である。大人たちは上手く撞けたことに満足気である。二軒とも撞き終えた頃には年が明けていた。最後にすぐ近くにある神社に参拝して帰った。「ゴ〜ン」と「カ〜ン」が新春の夜空にこだまするのを聞きながら、今年も家族無事に鐘撞きに来れてよかったと思いながら家路に着いたのだった。
(写真は神社の参道を照らしていた紙コップの灯籠です。)




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