Sunday, March 31, 2013

あさりと春キャベツの汁そば

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 土曜日、歩いてまた中華食堂「星期菜」へ行った。自宅から約3キロ。途中写真を撮りながら、2時間かけてたどり着いた。
 この日の日替りランチは「あさりと春キャベツの汁そば」、写真がそれである。料理が運ばれてくると、いつものごとく店員に許可をもらって一眼レフのカメラをバックから取り出す。素早く撮らないと冷めてしまうので、あらかじめ絞りとISOの設定は済ませている。アングルはお決まりの方向から、立て続けに5枚ほど撮り、撮った写真をモニターで確認してようやく箸を手にする。
 身が肥えたあさりと甘みのあるキャベツ。あさりだけ別に下拵えをしているのだろうか、何故かあさりだけがバターの風味がする。左手にレンゲ、右手に箸。スープを一口、麺をひと啜り。スープ、麺、スープ、麺。永遠にこの連鎖を繰り返したい思いに駆られるが、やがてどんぶりの底が見えてきて、至福のときも終わりを告げる。
 勘定を済ませてまたひとり来た道を帰る。途中、那珂川の土手に菜の花が咲いている。まだ汁そばの余韻が残っている。ひとりにんまりとしながら風に揺れる菜の花をカメラに納め、西中島橋を渡る。また来週も行こうか。来週の麺は何だろうか。ささやかな楽しみがひとつ増えたようである。









Saturday, March 30, 2013

チューリップ

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  那珂川のほとり、まぶしく咲いていました。










Sunday, March 24, 2013

花見

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  喧噪から離れたところで二人きり。
  こんな花見もいい。












Saturday, March 23, 2013

ニット帽

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  彼女は今日、そろそろニット帽を取ろうと思ったのです。
  













さくらと椿

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  さくら咲くその傍らに椿が落ちている。
  役目を終えた椿が落ちている。
  それが、なんだか切なくて...












Wednesday, March 20, 2013

舞鶴

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   舞鶴は雨、霞んだ空にさくら咲く。

   










Sunday, March 17, 2013

稽古

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    前よりも、少しだけ背中が大きく見えました。 













大島桜

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   プロローグは大島桜。
   いよいよ、春が始まりました。















花の名前

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 博多港にほど近い那珂川の土手に咲いていた小さな花。
 名前を調べてみたら「イモカタバミ」と言うらしいが
 もう少し可愛らしい名前を付けられなかったのだろうか?
 百年の恋も冷めるような、残念な名前であるが
 それでも、可愛い花である。













Saturday, March 16, 2013

星期菜

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 星期菜は博多の町中にある中華料理店である。中華料理店というよりは中華食堂と言った方が相応しいかもしれない。外見はカフェのようであり、10人も入れば一杯になる小さな中華食堂である。場所は博多祇園山笠の廻り止め(ゴール)付近と言った方が、博多の人には分かりやすい。須崎問屋街の奥にひっそりとある。
 この店ができたのは2年前ぐらいではなかろうか。この近くに行きつけの居酒屋があって前から気にはなっていたが、カフェみたいな外見にオヤジの私は躊躇していた。今日、近くを通ったので勇気を出して入ってみた。
 時刻は11時50分。店内には私と変わらないオヤジが二人いて、何やら麺を食べていた。若い女の子ばかりだったら場違いではないかと思っていたので安心した。厨房には年配の男性と若い男性、フロアには私と同世代と思われる女性が一人、計3人で店は切り盛りされていた。
 椅子に腰掛けると、大きな黒板にメニューが書かれていた。メニューを一見してただの中華料理屋でないことは見て取れる。麻婆豆腐はあるが八宝菜もニラレバ炒めもチャンポンも無い。いわゆる町の中華屋のメニューではない。後で知ったが、ここの主人は有名ホテルの料理長までやった方らしい。
 何を食べようか悩んだ挙げ句、注文したのはランチメニューの「チャーシューとネギの香り汁そば」、下の写真である。バックから一眼レフを出し、了解をもらって写真を撮る。繊細である。箸を入れずにもう少しだけ眺めていたいが、早く食べないと伸びてしまう。10枚ほど撮ってようやく箸をつける。まずはスープを一口。醤油ベースのすっきりとした味わいに、後から何やら香ばしい香りが追いかけて来て、最後に干しえびの味が浮かび上がってくる。麺はストレートの中麺。分かりやすく言うと久留米ラーメンの麺の太さで、スープとの絡まりは悪くない。あっと言う間に食べ干した。
 勘定を済ませ「ごちそうさま」と言って店を出る。店の外に置いてあった灰皿で煙草を吸うことにする。煙草をくわえ、やにさがりながら「チャーシューとネギの香り汁そば」の余韻を楽しむ。満足である。
 今度は夜に行こう。仲間を連れてみんなで行こう。黒板のメニューの写真であらかじめ注文する料理を決めて行こうと思う。それまでは、メニューの写真を眺め空想にふけようと思ったのだった。

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Monday, March 11, 2013

ベンチ

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           三月。ベンチが心地良くなる頃。









スターバックス

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      大濠公園のスターバックスは、あたかも公園の一部のように
      緑の中にあるのです。
     











Sunday, March 10, 2013

木蓮

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 大濠公園の木蓮が咲いた。散髪に行った帰りにちょっと立ち寄って写真を撮った。今日は黄砂が降っているようである。かすんだ空の色に溶け込むようにその白い花を咲かせていた。
 以前も書いたが、スターダストレビューの曲に「木蓮の涙」と言う曲がある。私はこの曲が好きで、時々カラオケで歌ったりもする。歌詞からすれば、最愛の人を亡くした男が、木蓮の花を見ながら天国に行った彼女を思い出すと言った話しなのだが、ところがこれをスターダストレビューの根本要があのちょっとハスキーな声で歌うと、主人公が女性で亡くなったのが男性に聞こえるのだ。不思議であるが、根本要はあるいは意図的にそう歌っているのかもしれない。


  木蘭のつぼみが開くのを見るたびに
  あふれだす涙は夢のあとさきに


 いずれにしても「木蓮の涙」は私の中では名曲である。この曲を聴くたびに思い出すことがある。春の霞のように淡く思い出される人がいる。もう昔のことなのだが。







Sunday, March 03, 2013

伊勢うどん

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 写真は三重県出身の部下のS君が、帰省した際に買ってきてくれた伊勢うどんである。二人前パックを今日のお昼に湯がいてひとりで食べた。
 S君が三重県出身と知って、ならば伊勢うどんをみやげに買ってきてくれと頼むようになった。伊勢みやげと言えば私の中では赤福ではなく、伊勢うどんなのである。
 伊勢うどんは至ってシンプルである。茹でた極太のうどん麺に、たまり醤油のようなちょっと甘めのタレをかけて食べる。トッピングは生卵を落とすこともあるようだが、基本はネギのみで、その質素さがなんとも言えずいい。シンプルなものほど美味いのである。
 なんだかんだ偉そうに言っているが、実はまだ伊勢に行ったことが無い。今年は式年遷宮の年らしいから、いい機会なので行ってみようかと思う。伊勢神宮の参道の茶屋で伊勢うどんを食べて、赤福食べて、伊勢参りを楽しもうかと思うのだった。









三月

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 三月になった。ついこの間正月が来たと思ったら、あっと言う間に三月である。毎月、同じようなことを書いているが、つくづく月日が経つのは早い。年を重ねるほどにそう思えてきた。
 写真は福岡城の堀端だが、週末は天気に恵まれ、散歩する人々もコートを脱ぎ、春の到来を喜ぶように歩いていた。右に見える街路樹は桜である。あとひと月もしない内にこの堀端は桜並木となる。あと少しで春はたけなわとなる。