昨日、帰省してきた後輩と二人で忘年会を行った。中洲の居酒屋からスタートし、春吉のバー、そして中洲人形小路のライブハウスで歌い納めをし、最後に屋台で二人ラーメンを食べて帰った。
人それぞれ、その年を印象づける曲がある。流行とは関係なく、その曲を聴くと当時を強く思い出すような、そんな思い出深い曲が人にはある。私にとっての2012年の曲はBank Bandの「糸」である。3月に行った元上司の結婚祝パーティーの2次会で、オカマのしのぶちゃんが歌ったのだが、それが私の琴線を震わせてくれたのである。昨夜、その曲をライブハウスで歌った。
ステージに立つとギターの曽我さんが私の顔を覗きながら演奏を開始した。イントロが終わり私が歌い始める。ベースの健ちゃんにドラムの周ちゃんも、私のテンポに合わせて演奏を開始する。歌い始めると徐々に気持ちが入ってくる。奥の方でリズムに合わせて手を振ってくれている人たちがいる。後輩はカウンターでにんまりしながら柿の種を食べている。私のテンションは更に上がって行った。
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は仕合わせと呼びます
最後は、居合わせたお客さんも立ち上がりみんなで歌い、私の歌い納めは終わった。
今年も色んな人に出会い、そして色んな人にお世話になった。人は出会うべくして出会っているのだろうと思う。その出会いに感謝し、その出会いを大切にしながら生きて行きたいと思う。
今年一年、ブログを見ていただいきありがとうございました。来年も写真を撮りまくりながら、気に入った写真を記事にしていきますので、よかったらまたお立ち寄りください。どうぞ、よい年をお迎えください。