僕が眺めている夕日は、同じ瞬間、デンマークの人がたぶん
朝日として拝んでいるのです。
僕が仕事を終えてビールをゴクゴク飲んでいるとき、デンマークの
人はたぶんコーヒーを慌てて飲んで仕事に出て行くのです。
そして僕はランチに迷う・・・
僕が眺めている夕日は、同じ瞬間、デンマークの人がたぶん
朝日として拝んでいるのです。
僕が仕事を終えてビールをゴクゴク飲んでいるとき、デンマークの
人はたぶんコーヒーを慌てて飲んで仕事に出て行くのです。
写真は先週訪れた門司港の路地裏である。ふぐの提灯が何とも可愛らしい。
路地裏が大好きである。私自身の性分が、華やかな表舞台より目立たない裏方を好むからかもしれない。賑わう表通りより、人気もまばらな路地裏の方が何とも居心地が良い。
株式(相場)の格言に「人の行く裏に道あり 花の山」という言葉がある。他人と逆の行動をとった方が儲かる場合が多いという意味なのだが、私の場合、路地裏を歩くことはこの心理にも似ている。美味しそうなお店を発見しないか、居心地の良さそうなバーは無いか、わくわくしながら歩いている。人が通らない道ほどきれいな花が咲いているものである。
写真はJR鹿児島本線門司港駅のホームである。
門司港駅は初代九州鉄道の駅として明治24年に開設された。駅舎は大正3年に建てられ、全国で唯一国の重要文化財に指定されているらしい。当時の街の繁栄や日本の勃興を感じさせる、実に情緒のある駅である。
昨日仕事でこの街を訪れ、ひと時駅舎の中にいた。駅舎に佇みしばし門司港が隆盛であった時代に思いを巡らしてみた。日本が中国大陸に進出し始めた時代、たくさんの外国船が門司港に碇を降ろした。この駅で汽車を下り新天地を目指した人も多かったのだろう。様々なドラマがこの駅で繰り広げられたのだろう。
ベルが鳴り電車がホームに着いた。乗客がホームに降り立ち改札へ流れて行く。私はその人の流れの中に、往時の亡霊を探していた。
おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは 心なりけり
これは、高杉晋作の辞世の句である。下の句は高杉を看病していた野村望東尼が付け加えたとされているが、私はこの句が好きである。面白くない世の中を唯一面白くできるのは、自分であることに気付いて欲しい。
来年の夏、ひまわりのつぼみを刈った犯人が、ひまわり畑の前で立ち止まり、水をまき、そして雑草を取ることに期待する。きっと彼(あるいは彼女)の心の中にもそんな気持ちがあるはずである。