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ビストロで 色とりどりの サラダ見て
春来たりかな 華やぐテーブル

もも一枚 丸ごと揚げて 贅沢に
かぶりついたる 金曜の夜

冬枯れの 草原の中に 湯気を立て
日が落ちてゆく 春遠からじ

由布岳の 裾野ひろがる 枯れ野ゆく
老いた少年 友とならびて

朝焼けを 拝んで向かう 駅の道
街がようやく 目覚めるころに

土手一面 香る水仙 風光り
立ち止まりて 城跡の路

筑後路の 冬田の中を 歩きつつ
ほろ酔い深し 蔵開きの日

ほろ苦き つぼみ菜炒め 頬張りて
芋のお湯割り 明日は雪かと

寒き日に 背中丸めて 花園亭
どんぶりの湯気 染み入るスープ